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◆2013-14第9回和田勇賞授賞式・「和田勇物語」感想文最優秀賞表彰式


2014年2月14日の当クラブ創立記念例会にて、
2013-14年度和田勇賞授与式、並びに「和田勇物語」感想文最優秀賞表彰式が行われました。


◆2013-14年度和田勇賞…故西浜久計氏


現在の日高郡美浜町三尾生まれで、移民の先駆者・工野儀兵衛と血縁がある。
昭和26年御坊小学校教諭に採用され昭和62年御坊商工高校(現「紀央館高校」)を定年退職する。
氏は、教職当時より、文化活動にも積極的に取り組み、又、自身の生まれ故郷を中心とした移民の歴史調査の研究も続けていた。御坊ロータリークラブの例会の卓話の中で、戦後日本が立ち直るきっかけとなった東京オリンピックの招致活動に全身全霊で取り組んだ御坊出身の偉人「日本にオリンピックを呼んだ男 フレッド・勇・和田」の話をした。和田氏の数々の業績は、まさしくロータリークラブの「超我の奉仕」の実践そのものである。御坊ロータリークラブ発足50周年事業として始まり、現在も継続している、「和田勇物語」感想文の表彰のきっかけとなった。
その他、御坊、日高の教育、文化向上にも多大なる功績を残されており、その業績は、和田勇氏の精神に通じると鑑み、故、西浜 久計氏にこの賞を贈る。


◆第9回和田勇物語感想文優秀作品表彰式

   和田勇物語感想文授賞式  和田勇物語感想文授賞式
小学校18校、中学校12校、合計935人と、今年も沢山の方からのご応募を頂きました。
今年は、その中から、
小学生の部…稲垣愛菜さん(志賀小学校5年生)、
中学生の部…下畑伊織さん(日高高等学校附属中学校2年生)の
お二人が最優秀賞に選ばれました。

◆小学校の部・最優秀賞

「和田勇の努力」稲垣愛菜さん(志賀小学校5年生)
稲垣さん


「おたがいに助け合うこと。
それができる人はすばらしい。」
勇さんのこの言葉は私のむねに強くひびきました。

勇さんの家はとても貧しく、
幼少時代は祖父母のもとへ預けられ
ごぼうで育ちました。
さびしさを表に出すことなく
明るさと前向きな気持ちで頑張りました。
私なら一日でもさびしくてさびしくて
がまんできないと思います。

アメリカへ移り住んでからもつらい日々が続きました。
たくさんの苦労が勇さんにふりかかります。
日系人の勇さんにとって
どっちも祖国であるアメリカと日本の戦争。
祖国どうしが戦い傷つけ合う姿を見る事は
どんなにつらかっただろう。
でもそんな時も勇さんは
両祖国の事を考え前向きでした。
自分の事だけでなく他人の事を考えました。
私はそれこそが本当のやさしさだと思います。

今の裕福な日本を作ったであろう東京オリンピック。
勇さんがいたからこそ東京オリンピックは実現されました。
オリンピックが開かれていなければ
きっと戦後の復興はおくれていたと思います。
だから今私達が裕福な生活を送ることができているのは
勇さんのおかげだと思いました。

自分のためではなく他人のために働き続けた勇さん。
自分のために努力し頑張る人は
たくさんいると思います。
自分の知っている人のために
頑張る人もいると思います。

そして困ったことやつらいことがあってもそこであきらめず、
後一歩ふみ出せる強さを持てる人になりたいなと思いました。
私の住んでいるまち、日高町。
山と海、たくさんの自然に囲まれた
すばらしいこのまちのために
何かできるといいなぁと思いました。



【中学校の部・最優秀賞】

「彼の生涯から」下畑伊織さん(日高高等学校附属中学校2年生)
下畑さん
和田勇、私はこの名前を知らなかった。
日高地方に住んでない私には聞いたことすらなかった。
しかし中学に入り、
御坊に通学するようになり、中2の冬。
彼についてのビデオを見た。
そこには故郷・日本を愛す彼の姿が映っていた。

彼は1964年開催の東京オリンピックの招致に深く貢献した。
私財で中南米の国を訪れ、
一般人である彼がオリンピックに関わるような人たちに会うには
どれだけの労力や時間を費やしたのだろう。
私では想像もできない程だ。
彼は何故そこまでして、
東京オリンピックを開催させたかったのだろうか。
頼まれたからだろうか。
きっと違うだろう。
日本を、故郷を愛していたからであろう。
彼は幼少時にアメリカから御坊市に移った。
そこで出会った美しい景色や、
家族の愛情にふれたから
彼はこんなにも日本を故郷を愛すことができたのではないか。
私はそう思う。

そしてその招致活動の成果が実り、
ついに東京オリンピックが開催された。
日本選手の行進、
赤いユニフォームをみにつけ
堂々と胸をはり歩く若者たちの姿が印象に残っている。
彼の努力が実り、それが若者たちにつながっている。
そそてそれが日本に希望を与えていく。
彼のしたことはこんなにも素晴らしいことだったのか、
私はあらためて思った。
そして彼は若者たちにむかって
「次はお前たちの番だ、頑張れ」
そんなメッセージを伝えたかったのではないだろうか。

私たちもその若者の中の一員だ。
彼のように私たちに
活躍する環境を与えてくれた家族や大人たちがいる。
しかしその家族に感謝ができているだろうか。
その大人たちの期待に応えられているだろうか。
少なくとも私はできていない。
家族がいて、この場所にいることに
何も感じていない。
当たり前だ、とむすろ思っている。
何もしないでいる。
だけど、彼についてのビデオを見て、
故郷や家族に対する愛であそこまでして
若者たちに場を与えた彼、和田勇。
彼の思いを引き継いで、
私たち若者は期待に応え、
頑張らなくてはいけない。

私は彼の生涯を通しそれを感じた。
そのためにもまずは周りの大人たちへの
感謝の心をもつことから始めよう。
そして自分のことを精一杯やって、
少しずつでいいから期待に応えられるような人になっていこう。
私が大人になった時は
その下の若者たちへ彼のような対応をできるように。

和田勇レリーフ(御坊市役所)前にて記念撮影


★その他の入賞者の皆さんは、以下の通りです。
【優秀賞】
紺谷優志君(湯川中学校2年生)
黒祖太智君(和歌山県立日高高等学校附属中学校2年生)
坂口亜沙美さん(清流小学校5年生)
小川唯奈さん(和田小学校5年生)
【入賞】
柏木柚香さん(名田中学校2年生)
平将人君(切目中学校2年生)
畑中杏さん(清流中学校2年生)
松原実由さん(日高中学校2年生)
橋爪友希さん(河南中学校1年生)
中野歩美さん(御坊中学校2年生)
玉置皆好君(稲原中学校2年生)
在路竣君(大成中学校2年生)
小山桃葉さん(名田中学校2年生)
松下羽衣さん(由良中学校2年生)
杉本まりんさん(松洋中学校2年生)
吉本龍正君(御坊小学校5年生)
神道光亮君(和佐小学校5年生)
山本裕矢君(江川小学校5年生)
今村朱里さん(塩屋小学校5年生)
寒川薫さん(川辺西小学校5年生)
阪本淑恵さん(藤田小学校5年生)
藁科早希さん(切目小学校5年生)
玉置莉悠さん(稲原小学校5年生)
楠見慎海君(名田小学校5年生)
風山実優さん(三百瀬小学校5年生)
今井佑奈さん(湯川小学校5年生)
岡田結衣さん(印南小学校5年生)
鈴木拓海君(比井小学校5年生)
加藤菜乙さん(内原小学校5年生)

(中学校:応募者数485名 12校、小学校:応募者数450名 18校、合計935名)


 

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